実型

釜屋にとって命の次の次の次くらいに大切なのが
実型(さねがた)です。


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実型は鋳型を作る時の‘型枠’です。
これに砂を付けていって鉄瓶の鋳型をつくるのです。
とても大事な道具なのですが、恐ろしいことに
今、この実型を作れる職人がいない!

南部鉄瓶存亡の危機!

実型はレンガ質で使うごとに削れたり欠けたりしていく消耗品です。
いずれはこの世から消えていくのです・・・。
だから、どこの工房も今ある実型を大事に大事に使ってます。


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ぎょえ~割れた~!
昔は「しょうがねー新しいの出すか」と気軽に言ってたかもしれないが
今は砕けて「もう無理っしょ」ってとこまで補修して使います。

実型が完全になくなったら鉄製の型枠で代用するという手も
あるが、やはり昔ながらの土製の実型がやはり仕事し易いのです。

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ちなみにこれは蓋の実型。



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鋳型を作っている所


伝統工芸の存続が危ぶまれていますが
伝統工芸を陰で支えている職人さんがいなくなっているのが
実は深刻です・・・

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